2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
禅問答みたいな空間とか。瓦か石垣のような床面とか。なんだか楽しかったなぁ。空間に「問い」がふわふわと浮いている。正面から応答できそうなときもあれば、つかみ損ねてあれれとなるときもある、ような。-----李禹煥 国立新美術館開館15周年記念国立新美…
ゲルハルト・リヒターは、名前は知ってるけど実はよく知らなかった。実物をたくさん見て、すごいとは思った。でも消化できてないので感想が書けない。塗り重ね、色を重層的に交差させる表現。場の記憶のような視点。-----ゲルハルト・リヒター展https://www.…
粒選りな。美術館らしい、高い天井の展示スペースを、そぞろ歩いて見ていくのだけれど、なぜか、どちらかのお宅にお邪魔して「ウチで保管しているものなんだけど」と次々と気安く、解説してもらいながら、所蔵品を見せられているようなそんな気配を感じたの…
観終わって、裡が波立つ。ざわっとする。越境しきれなかった事例(現実やものがたりの成り行き)を見たからか。ココ・シャネルが突破したことや何か、装い以外の場面でおそらくずっと越境は試みられ続けていて、完全客観では見れないところがある。興味深い…
秀山祭九月大歌舞伎二世 中村吉右衛門一周忌追善歌舞伎座-----追善興行でここまで故人に思いを遣ったのは初めてかもしれない。吉右衛門さんは、歌舞伎を見始めて2、3回目くらいのときに、石切梶原で大好きになって、同時期に池波正太郎の鬼平犯科帳にも嵌…
「×力」とは? 時の権力との関係性なのであった。日本から渡ったものが多くはあるけれど、11世紀~18世紀の幅で東西様々、重厚な作品を取り上げている。作品を作らせてしまう財力であったり、作品が必要とされる背景、制作の契機であったり、そもそも描かれ…
おもちゃばこひっくり返したような映画だった。小ネタと伏線の波状攻撃、もももん。歌謡曲。昭和任侠と令和二次元とツイステッド新幹線ともろもろ、たぶん日本マニアな海外の方のほうが私より理解していっぱい笑えたのではないか。皮肉な展開をくすくす笑い…